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Past Projects

Water Pocket -X- その1

2014/21st/Sep

例年よりも遅いスタートになりましたけど現在『Water Pocket』シリーズ最新作に制作序盤です。
現在は使用する映像を精査してる段階って感じです。

そうはいっても集中して常に映像チェックをするのは少々難しい…………..
映像精査をメインにやりながら、カバーに使用する写真、音源探しをしていくわけです。

このシリーズも今回で10作目、最初に制作したのが10年前ってことですね。
よく続いたもんです。

カバーだけを振り返ると以下のような感じです。

Water Pocket -I-/クリス・ワード
Water Pocket -II-/タジ・バロー
Water Pocket -III-/ミック・ファニング
Water Pocket -IV-/ケリー・スレーター
Water Pocket -V-/ケリー・スレーター
Water Pocket -VI-/デーン・レイノルズ
Water Pocket -VII-/タジ・バロー
Water Pocket -VIII-/タジ・バロー
Water Pocket -IX-/ケリー・スレーター

さて、今回いまのところ候補に上がってるのは以下の2枚。

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bells

カバー写真というのは凄く重要で、イヤらしい話し販売数にかかわるのでとても重要なんです。
さて10作品目のWater Pocketはどんな内容になるのか?
お楽しみに。

Fitting Room -KS-『How to be KS』&『Slow Play』

2014/30th/Jun

Tabrigade Film最新DVD、好評発売中の『Fitting Room-KS-』。

今回はその『How to be KS』&『Slow Play』パートの解説です。
このパートが “スペシャルだ”、”こんなの見た事がない”、と多方面からコメントをいただきました。
ここの編集は笑っちゃうくらい時間がかかってるんです。
その一部分を上の動画で特別配信します。

『How to be KS』はケリーのサーフィンを分析しています。
スーパースローの映像をベースに、連続写真風な編集で体重移動を解説したり…..
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ステップバックのポジションやタイミングなんかも詳細に分析しています。
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良く雑誌などの紙面での解説はありますが、動画で分析するとここまでわかりやすいってのが見てもらうとわかるはずです。
Tabrigade Film流、How Toってところでしょうか。

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その中には他のサーファーとのスタイルを比較も多く含まれています。
この写真の場合はジョンジョン・フローレンスとの比較。
テイクオフやアップスを比較&分析もしているんです。

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おまけというわけではありませんが、『Slow Play』ではグーフィーフッター用にミラー再生版ケリーが見れるようになっています。
見ればわかる、一切手を抜かずに制作したサーフィンを動画で分析する新感覚DVDです。
ぜひ一度ご覧ください。

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Fitting Room -KS-
定価¥3800+消費税

Surf Movie 約25分
How To Be KS backside 約6分
How To Be KS frontside 約7分
Slow for reguler約13分
Slow for Lefty 約13分
合計64分(51分+ボーナスSlow for Lefty 約13分) 

 

Fitting Room -KS- 『Surf Movie』パート

2014/27th/Jun

Tabrigade Film最新DVD、好評発売中の『Fitting Room-KS-』。

メインメニューはこんな感じで、大きく3つのカテゴリーで構成されています。
今回はその『Surf Movie』はの解説です。
Quiksilver Pro 2013

このパートは、ポイント別で編集しました。
オーストラリアはスナッパーロックス、キラ、そして少しですがビーチブレイクのDバー。
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バリはクラマス。
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南アフリカはジェフリーズ・ベイ。
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カリフォルニアはトラッセルズ。
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どこもケリー・スレーターが優勝経験があるポイントですね。
編集はイントロから始めました。
ちなみにこのシーンは2013年のクイックシルバープロ@キラのファイナルへと向かうケリーです。
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ケリーだけのDVDを作ると決めて、最初に浮かんだのがこの映像だったんで、この映像で始まるっていうのは制作スタート前から決まってました。
この近距離でズームを使用していないので、現場の雰囲気が伝わる映像だと思っています。
そんなわけで、制作者側としては凄く気に入っている映像なんです。
エンディングにはちょっとしたレア映像が含まれてます。
このワックスアップのシーンでは、ちょっと見づらいですがFu WAXを使用してるんです。
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で、これはフィアンセのカラニ・ミラーとの2ショット。
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イントロには分析をイメージするような映像を入れたり、全体的に案外細かい事に気を配った作品ですかね。
マニア向けといいますか。
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ところどころ、日本語字幕付きでケリーのインタビューが入ってますが、これは興味深い、オフィシャルなメディアでは取り上げられないような所をピックアップしてます。
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ケリー・スレーターの凄いライディング映像だけを編集したFitting Room -KS-の『Surf Movie』。
ぜひぜひ堪能してください。

3 Dimension Surfboardsの2014年PV

2014/16th/May

3 Dimension SurfboardsのPVがほぼほぼ完成しました。
今回はエンディングパートとイントロも入り、ちょっとしたショートムービーっぽい内容になってます。
そんなわけで、現在スペル等の細かいチェック中です。

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このPVは全部で約15分もの。
当然それに見合う映像が必要になってくるわけですが、主に千葉で10回以上の撮影を重ねて映像をためてきました。
波が小さい時や近距離がいいと判断した場合は水中撮影。今回はGopro 3blackを使用してスロー映像も撮影してきたんです。

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今は日本のサーフ業界でオリジナルPVを制作メーカーは本当に珍しい。

Tabrigade Filmの3 Dimension Surfboardsの印象は『カリフォルニアスタイルな日本メーカー』ですかね。

シェイプ工場に人が集まって、仕事後にはビールを飲む。
もちろんサーフボードは全て自社工場での生産だから、オールJapan Made.。なんかいいですよね。
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ライダーは何人もいますが今回のPVに出演しているのは、宮坂ももこプロ、岩田りゅうじプロ、高津としゆきプロ、夏目たかしプロ、タケッシュ・ミゾグチ、清水滋プロ、そしてシェイパーの鎌田こうじ。
プロじゃないのはシェイパーの鎌田こうじだけだけど、この人がシェイパーらしからぬクールなサーフスタイルを持っている。
まっこのPVを見てもらえればわかります。

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ソロパートをつとめているのは3年連続(だっけな?)神津島出身の清水滋プロです。
この清水プロは日本のサーフ界にはあまりいないスタイルのプロサーファー。
アメリカやオーストラリアだといるんですけどね。
一言でいうと『ビデオ映えする』。
日本にはほぼサーフムービーもないので、この手のプロサーファーが表に出ることはないんです。
近々今回のPVの清水滋プロのパートをこのサイトで特別配信します。お楽しみに。
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サーフ業界としては若いスタッフの3 Dimension Surfboards。
一度チェックしてみて、試してみるのもよろしいのでは?

2014 WT Rip Curl Pro@Bells Beach

2014/24th/Apr

結果的にファイナルデーとなった23日の水曜日。
朝から雲一つない快晴のオフショア。
ここベルズも南アフリカのJーBayと同様に冷たいオフショアが吹くのは良い波になるサイン。
当然寒いわけです。

tylor wright

↑Tylor Wright

今日は7:00amから女子のセミファイナルがスタート。
こんな早い時間にスタートするイベントは初めてな気がしますね。
今日中に全て終わらせる気満々って感じ。

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↑Jordy Smith

メンズはラウンド5からスタート。
ラウンド4の敗者復活ラウンドですね。
最高に盛り上がったのは、ジョディ・スミス vs ジュリアン・ウィルソン。
最後の波でジョディに必要だったのは9.97のほとんどパーフェクト10。
ジョディは終了間際につかんだ波で9.93をだしたが僅差で追いつけなかった。
それでも最後のファースト&セカンドマニューバーは誰にもまねできないモノだったし、あんなのを見たのは初めて。

クオーターファイナルもそのままベルズボールでスタート。
少しづつ波にパワーがなくてって来てる感じだった気がする。
タジとジュリアンはほぼ完璧な試合運びとハイスコアーでセミファイナルへ。
注目のケリーvsジョンジョンは6ポイント台のロースコアー争い。
ケリーがミスを連発してジョンジョンがヒートアップした。

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↑Kelly Slater

クオーターファイナルの最終ヒート、ミックvsオーエンは波がほとんどこないトリッキーなヒート。
ここではミックが本当に危なかった。
最後の最後で小振りな波で必要だったポイントを上回る7ポイントで逆転。ジュリアンとのセミファイナルへ勝ち進んだ。
その後、波が全くこない事から、ウエイティングに入ると思いきや左隣のポイント『ウィンキーポップ』へと移動。
満潮でビーチにスペースがなくなつ事もあるけど、おそらくあまり予期してなかった移動だけに、一般人はビーチにもおりれない。
メディアも中間の崖の上にちょこっとスペースが解放されただけ。
そんなわけで約1時間後にセミファイナルがスモールサイズのウィンキーポップでスタート。
セットで胸くらいですかね。

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↑Julian Wilson

ヒート1のタジ・バローvsジョンジョン・フローレンスはタジが危なげなく勝ち進んだ。

ヒート2はミック・ファニングvsジュリアン・ウィルソン。
ジュリアンが8ポイントでスタートしてヒートをリードしていたが、ミックが9ポイント台とバックアップをそろえて逆転。
問題は最後から3番目の波。
ジュリアンがそこそこの波に乗ったりポイントのコールを待つ。
MCが『ジュリアンの最後の波は、6.33』とコールこの時点でジュリアンはコンビネーションって事になる。
残り時間を考えるとほぼ逆転は不可能って事で、ジュリアンは変な波に乗りエアー。
その直後、MCがMCが『ジュリアンの最後の波は、8.43』とコール。これなら逆転に必要なのは9.70。
一つ前のポイントコールは2本前の波で、コール間違いって事になる。
もちろん変な波に乗って諦めたジュリアンが悪いけど、メチャクチャジュリアンは怒ってた。
結果逆転は無理だったけど、なんかちょっと酷いかな。
ちょっと後味のわるいヒートでしたね。

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↑Taj Burrow

ファイナルはミック・ファニングvsタジ・バロー。
ヒート開始からタジはなんとか先攻しようといろんな波に手をだす。ちょっと焦ってる感じ。
結局ミックに先攻されて、終盤まで優位に進められてしまったけど、タジは終了8分前に9ポイントオーバーをスコアーして必要なスコアーは約7ポイント。
これはプライオリティを持ってるミックにも難しい状況になった。
どの波をいかせて、その波を行かせないのかとかね。
結局そのまま抑えてミックが優勝。ランキングも3位になった。

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↑Mick Fanning

今回初めて撮影する場所だったベルズのイベント。
本当に歴史があるんだなと思った。
最初のヒート前には、鐘の音で始まるACDCのHells Bellsという曲をフルで流す。
しかも、その間ヒートは始まってるのにMCはしやべらずポイントのコールすらない。
あまりにもこのイベントとマッチしたHells Bellsは誰もが本当に『ゾクっ』としますよ。

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サーフィンの歴史が深い街という事もあって、観客も家族や歳をとった人も多い。
なんていうか質の高い観客が多くいる。
自然も素晴らしいし、見た事もない空と雲の色のサンライズは急いでいる時でも立ち止まって見続けてしまうほど。
つらいけど素晴らしい撮影トリップでした。

この撮影期間中、滞在させてくれて毎晩すばらしい家庭料理を食べさせてくれたスティーブ&ミシェール、本当にありがとう。
Love you guys.

2014 WT Rip Curl Pro@Bells Beach

2014/22nd/Apr

イースターマンデーの4月21日もやはり朝一7時15分から女子かと思ったけど、十分なサイズって事でメンズのラウンド3がオン。
波はたまにインこんしスタントだったけど、全体平均的にはコンスタントといえるくらい波数はあった。
この1週間の中で天気は最高。朝のサンライズは本当にきれい。
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ラウンド3は会場正面のベルズボールでスタート。
ほとんど順当なメンバーが勝ち上がってるけど、ジョンジョンは本当に危なかった。
最後の最後でやっと良いライディングができて勝ち上がれた。

Kelly Slater
↑ケリー・スレーター

ケリーの7ポイント台2本を早々にそろえて、ボードをトライフィンからエポキシのクアッドにチェンジ。
試しのつもりだったらしいけど、ボードを変えた瞬間にグレン・ホールが8.50をマーク。
これで一気に逆転ありな状況になったけど、プライオリティをコントロールしてヒートアップ。
ボードを試してる時間はありませんでしたね。

Jordy Smith
↑ジョディ・スミス

ラウンド3でぶっちぎりのサーフで会場中をわかせたのはジョディ・スミス。
ぶっといラインのカーヴィングは圧巻。
このままベルズボールのサイズのある波が続けばジョディの優勝は間違いないと誰もが思ったんじゃないでしょうかね。

ラウンド3のヒート11、ジュリアンvsミギュエルのヒートは数時間のウエイティング後、右隣のリンコンへと移動。
このポイントになって状況は変わってくる。
マニューバーメインだったベルズボールと違い、リップとエアーを組み合わせる戦いになる。

John John Florence
↑ジョンジョン・フローレンス

そのままラウンド4へと突入して一番の注目ヒートはケリー、ガブリエル・メディナ、ジョンジョン・フローレンスのヒート2。
ここで今までとはまったく違うサーフをしたのはジョンジョン。
アウトサイドで高いフルローテーションのエアーを完璧に決め、インサイドでレイバックを追加したライディングで今シーズンのワールドツアー初の10ポイント。
インサイドのレイバックはおいておいて、アウトのエアーは凄かった。

ここまで好不調はあるけど、順当なサーファーが勝ち上がってます。
ベルズボールかリンコンか、やる場所で大分かわってくるけど、ベルズボールならジョディ、パーコ、ケリー、ミック。
リンコンならジョンジョン、タジ、ジュリアンって感じですかね。

予定では水曜日か木曜日に終わらせるそうです。