Month: 6月 2014

Fitting Room -KS-『How to be KS』&『Slow Play』

2014/30th/Jun

Tabrigade Film最新DVD、好評発売中の『Fitting Room-KS-』。

今回はその『How to be KS』&『Slow Play』パートの解説です。
このパートが “スペシャルだ”、”こんなの見た事がない”、と多方面からコメントをいただきました。
ここの編集は笑っちゃうくらい時間がかかってるんです。
その一部分を上の動画で特別配信します。

『How to be KS』はケリーのサーフィンを分析しています。
スーパースローの映像をベースに、連続写真風な編集で体重移動を解説したり…..
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ステップバックのポジションやタイミングなんかも詳細に分析しています。
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良く雑誌などの紙面での解説はありますが、動画で分析するとここまでわかりやすいってのが見てもらうとわかるはずです。
Tabrigade Film流、How Toってところでしょうか。

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その中には他のサーファーとのスタイルを比較も多く含まれています。
この写真の場合はジョンジョン・フローレンスとの比較。
テイクオフやアップスを比較&分析もしているんです。

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おまけというわけではありませんが、『Slow Play』ではグーフィーフッター用にミラー再生版ケリーが見れるようになっています。
見ればわかる、一切手を抜かずに制作したサーフィンを動画で分析する新感覚DVDです。
ぜひ一度ご覧ください。

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Fitting Room -KS-
定価¥3800+消費税

Surf Movie 約25分
How To Be KS backside 約6分
How To Be KS frontside 約7分
Slow for reguler約13分
Slow for Lefty 約13分
合計64分(51分+ボーナスSlow for Lefty 約13分) 

 

Fitting Room -KS- 『Surf Movie』パート

2014/27th/Jun

Tabrigade Film最新DVD、好評発売中の『Fitting Room-KS-』。

メインメニューはこんな感じで、大きく3つのカテゴリーで構成されています。
今回はその『Surf Movie』はの解説です。
Quiksilver Pro 2013

このパートは、ポイント別で編集しました。
オーストラリアはスナッパーロックス、キラ、そして少しですがビーチブレイクのDバー。
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バリはクラマス。
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南アフリカはジェフリーズ・ベイ。
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カリフォルニアはトラッセルズ。
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どこもケリー・スレーターが優勝経験があるポイントですね。
編集はイントロから始めました。
ちなみにこのシーンは2013年のクイックシルバープロ@キラのファイナルへと向かうケリーです。
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ケリーだけのDVDを作ると決めて、最初に浮かんだのがこの映像だったんで、この映像で始まるっていうのは制作スタート前から決まってました。
この近距離でズームを使用していないので、現場の雰囲気が伝わる映像だと思っています。
そんなわけで、制作者側としては凄く気に入っている映像なんです。
エンディングにはちょっとしたレア映像が含まれてます。
このワックスアップのシーンでは、ちょっと見づらいですがFu WAXを使用してるんです。
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で、これはフィアンセのカラニ・ミラーとの2ショット。
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イントロには分析をイメージするような映像を入れたり、全体的に案外細かい事に気を配った作品ですかね。
マニア向けといいますか。
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ところどころ、日本語字幕付きでケリーのインタビューが入ってますが、これは興味深い、オフィシャルなメディアでは取り上げられないような所をピックアップしてます。
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ケリー・スレーターの凄いライディング映像だけを編集したFitting Room -KS-の『Surf Movie』。
ぜひぜひ堪能してください。

Sony NEX-FS700 その1

2014/16th/Jun

Tabrigade Filmのメイン機材が変わったのは先々月のオーストラリア、ベルズビーチでの撮影から。
この機材は以前ちょっとふれたけど高画質でのSuper Slowが魅力の業務用ビデオカメラです。
Bellsのリップカールプロでオフィシャルビデオグラファーをやっていた外部スタッフと話した時に教えてもらったんですが、よくゴルフトーナメントのテレビ撮影にも仕様されてるんだそうです。

で、Bellsでコンテストでは撮り逃しができないので、あまり使いませんでしたがフリーサーフでもちろんSuper Slow録画を試しました。
その1本がこれ。
コロへ・アンディーノのいわゆる普通のリッピング。しかもなんでもない小波ですね。

この映像を含んだKolohe Andino@Bells Beachのライディングムービーは、Lost Surfboardsのサイトで来月初旬くらいに公開予定です。
Super Slow映像を盛り込んだ事で、いままでとは大分イメージが変わったし、編集が少々難しい。
どんな風になるかは、こまめに以下サイトをチェックしてみてください。
http://www.luvsurf.co.jp

Free Surf with 清水滋

2014/10th/Jun

Tabrigade Filmが依頼を受けて制作した3 Dimension SurfboardsのPV制作。
その中の一部分を特別配信です。

これは3 Dimension Surfboardsのメインライダー清水滋のソロパート。
おそらく一般のサーファー達は知らない人も多いと思います。
でもこの映像を見れば彼のレベルとセンスをわかってもらえるんじゃないでしょうか。
Tabrigade Filmは通常日本人プロサーファーの撮影はしていませんが、彼は数少ない日本人プロサーファーの被写体となりうる人の一人。

なぜ日本人プロサーファーの撮影をしないかと聞かれれば、それは撮影した映像の使い道の問題なんです。
お金?もちろん重要ですが、それだけではない。
ではどういうサーファーがサーフ映像プロダクションとして撮る価値があるのか?
Tabrigade Filmの場合ですが、
1、そのサーファーのスポンサーから依頼された場合。
2、スポンサーが宣伝として映像に予算がない場合でも日本でこの人の映像を使えばオリジナルムービーが売れる場合
3、スポンサーからの出資は見込めないが世間もTabrigade Filmも見たい、見せたいと願われてるポピュラーなサーファー。
4、世間に認知されていないが、サーフ映像屋目線で魅力が高いと判断した場合で、そのサーファーを世間に見せたいと思った場合。

この清水滋プロは4に該当すると思ってます。
撮影してて、日本のコンテストで結果が残せないのはなんとなくわかりますけど、海外目線でなぜ彼がメディアに出ないのかは正直わかりかねますね。
そんな場が日本にはありませんって事なんでしょうけどね。
否定はしませんが、そういうお国柄という事です。

ちょっとディープなサーフ映像業界裏話も入りましたが、とりあえず彼のサーフィンを楽しんでください。