BSR Surf Resort

2019/31st/Dec

今年2019年、静岡県にウェーブプールができるというニュースがでた。
2020年完成予定で年間5万人の集客を見込んでいるというこのプロジェクトは、いったいどんなウェーブプール技術を採用するのか。

現在有名なのは、イギリスにあるサーフスノードニア、スペインにあるウェーブガーデン、米国テキサス州にあるBSR、そしてケリー・スレーターのサーフランチ。
他にも完成していないウェーブプールはいろいろあるが、静岡県で採用されるのは米国テキサス州のBSRの技術とのこと。

ではこのBSRの技術はどんな波を生み出すのか?
すでに一般開放されているBSRは動画を見ればわかるように、そのクオリティはなかなかのもの。

ビギナー、中級レベル、そしてチューブやエアーができるエキスパートレベルと大きく分けると波の種類は3種類。
この動画をみればわかるように、1セットで3本の波がでてくる。
しかも1時間で120本〜150本の波を生成するのだから驚きだ。
9人で1時間の貸切っていうのをBSRが推奨している人数。
金額は約12万円ほど。
単純計算で一人13本から16本のれることになり、だいたい1本950円。

日本ではあまり取り上げられてないが、テキサスのBSRは衛生面の改善と理由で一時期閉鎖していた。
理由はここでサーフしたサーファーが脳にバクテリアが侵入して死亡したからだが、これにはちょっと疑惑がある。
なんでもこの死亡したサーファーは、死亡する数日までに不衛生なところでサーフ又は水泳をしていたとのこと。
なので、死亡した原因がBSRだったわけではないかもしれないってことだ。
どちらにせよ日本の衛生基準は厳しいので、楽しみにしているサーファーはたくさんいるでしょう。