徐々に映像がアップされ始めたケリー・スレーターのウエイブプール。
誰よりも長い長いバレルをメイクしたステファニー・ギルモアの映像です。
Month: 5月 2016
Jay “Bottle” Thompson at Dbar
元WCTサーファーで、去年コンテストシーンから引退し、フリーサーファーとコーチングへとシフトしたジェイ”ボトル”トンプソン。
なにせ元WCTですから、メンタルとテクニックはもちろん世界トップレベルなコーチングをするわけです。
ただコーチするサーファーより自分の方がうまいですからね、それはどう思ってるか次回聞きたいですね。
そんなボトル。バイクから落下して肩を痛めていたので、これが1ヶ月ぶりのサーフィン。
小波用の短い板で軽く流す感じのサーフィンですが、スーパースローで見るとボトルの繊細なサーフィンスタイルがわかっていただけるでしょう。
Kanoa Igarashi at Bells Beach
エアーをベースとするいわゆる現代サーフィンで2016WCTにクオリファイしたカノア・イガラシ。
日本人の父と母をもち、生まれも育ちもカリフォルニア、国籍は当然だがアメリカだ。
でも血は日本人。そんなカノアが世界のトップが集結するワールドチャンピオンシップツアーにクオリファイしたのは快挙と言えるだろう。
WCTの初戦は9位。
6~7ポイントをコンスタントに2本揃える安定感とプライオリティの使い方は高評価。
課題といえばハイポイントを出す事と言われたのが初戦のカノアの評価だった。
ルーキーとしてはかなりの好スタートだろう。
第2戦はパワーを必要とするレールサーフィン勝負のベルズビーチ。
55年間続く、最も歴史のあるイベントだ。
普段はほぼ日本人と会う事はないこのイベントだが、カノア効果か結構な数の日本人がきていたのは印象的でしたかね。
ベルズでの結果は13位、ラウンド3で優勝したマット・ウィルキンソンに大差でやられてしまう。
ベルズの波はフェイスが長く、そして硬い、だからパワーサーフィンを得意とするサーファーが勝つ確率が高く、パワーの差が大きく出てしまうポイント。
おそらくカノア・イガラシ本人も痛感したんじゃないだろうか。
来年を見据えてか、敗戦した日の夕方、ジャンクでパワフルなベルズで練習していたカノア・イガラシの映像です。