Month: 12月 2016

Kelly Slater Talk about Tokyo Olympic

2016/31st/Dec

2016年6月、まだオリンピックが正式種目決定前のケリー・スレーターのインタビュー。
東京オリンピックについて、自分は参加するのか、ウエイブプールはありかなどなど興味深い内容です。

Andy Irons Tribute

2016/26th/Dec

誰からも惜しまれるアンディ・アイアンズ。
彼が他界した時には多くの映像が制作された。
Tabrigade Filmも2001年からの映像を編集する計画があったが、このSurfer Poll映像を見て中止となった。
このムービーはそれほどの完成度と涙がでるほどの感動がありますよね。

とくに2002年から3年間のアンディのサーフィンは誰もが世界1と言っていた。
ワイルドタイトルはもちろん、巨大なチョープーでスライドしながらテイクオフする映像を残し、シェーン・ドリアンのシグネーチャームービー『Blue Print』用の撮影では、あまりにもアンディのライディングが凄すぎて、Aクラスの映像は使われなかったそうだ。

そんな逸話もあるが、この先このショートフィルムムービーよりも感動的なものはでてくるのか….

FU WAX

2016/24th/Dec

現時点で世界で最も高性能なWAXと言われているFU WAX。
1つ¥900ちょいするので、一般では高い印象が強いだろう。
このFU WAX、グリップの質に加えて、他のWAXよりも少ない量で持続性があるのが特徴。

そしてスポンサーされていないのに、日本や世界のトップサーファーが愛用している性能#1の呼び声高いwaxだ。
日本では辻裕次郎、大原洋人、田中英義、世界ではジョンジョン・フローレンス、ケリー・スレーターなどなど名前をあげたらきりがない。

撮影時に世界のサーファー達はWAXを忘れる事が多々ある。
撮影する側からすればメイク率を少しでもあげてもらいたいので、Tabrigade Filmも数年前から撮影時に常備しているのがこのFU WAXです。

以下FU WAXの正規ライダーを一人づつ取り上げていくPVをシリーズで制作しました。

中村拓久未
湯川正人
西井浩二
中浦章
新井洋人

ジャジーな音で大人なイメージで制作中のFU WAXのPVプロジェクト。
ご覧あれ。

Conner Coffin + STYLE

2016/22nd/Dec

2016年のWCTルーキーの中で最も一番パワフルなカーヴィングを武器に持つコナー・コフィン。
ブラッド・ガーラックをコーチにスタイルとカーヴィングに磨きをかけづづけるカリフォルニア出身の若手サーファーだ。
チョープーやフィジーのような巨大なレフトバレル系の波にはイマイチ強くないが、ベルズなどのライトのパワフルな波にはめっぽう強いんです。

きつい、ハードなセクションでのメイク率が高いのもコナー・コフィンの武器でしょう。
最終戦のハワイで2017年のクオリファイをギリギリで決めたコナー。コンテストでのミスも減ってきて来年注目サーファーの一人だ。

この映像はポルトガルが世界に誇るスーパーチューボス。

Mikey Wright + style

2016/8th/Dec

現在は記憶障害でセミリタイヤ中のオーエン・ライトを兄にもつマイキー・ライトのフルカーブ。
Water Frame IIにも登場してエイドリアーノをやっつけてます。
まだコンテストにフル参戦せずにWCT入りは目指してないものの、いずれはクオリファイされるといわれている逸材です。

カーヴィングを練習中の人はおもいっきり参考になる240Pで撮影したスーパースロー映像です。

ナザレ

2016/3rd/Dec

ギャレット・マクナマラによって開拓されたビッグウエイブスポット『ナザレ』。
灯台の前でブレイクする独特なロケーションはここ数年ですっかり有名となった。
この灯台には€2で入れちゃう観光スポット。しかも中ではこのナザレ海峡の地形やギャレットによるナザレの波の説明ムービーが流れている。
この街に行った人はちょっと立ち寄ってみるのも面白いでしょう。
ちなみにWCTの会場があるペニーシェの街からは車で1時間くらいです。

この映像を撮影したのは2016年10月24日の朝7時半〜10時。
27秒で乗っているサーファーはWCTコメンテーターのピーター・メル、この日最初に波に乗ったのも彼。
結局ビッグウエイブコンテストはオンにならなかったが、レイデイと思われたWCT Rip Curl Proが急遽オンになったって事で、急いでペニーシェへと戻ったわけです。
ピーター・メルもほぼ同時に到着してすぐにLiveで喋ってたから、彼にとってはかなりハードな1日となる。

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地球の歩き方にも載るくらい、もともと観光地でもあるナザレの街は、丘の上のシティオ地区、丘の下のプライア地区と2つのエリアに分かれる。
プライア地区では投網を補修してたり、干物を売ったり、夏場にはヨーロッパ中からバケーションに訪れる美しいビーチをメインとした街。

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崖の上に位置するシティオ地区、巨大な波が見れるのはこのエリアから。
めったにブレイクしないが、一度ナザレに波が押し寄せれば多くの人で埋め尽くされる。

ジェットスキーの準備など、ビッグウエイブサーフィンの準備には時間がかかる。
前日からの準備はもちろん、当日も早朝から動き始めるナザレの波に挑戦するサーファー達はシティオ地区にある『Cores E Sabores』というカフェで朝食を食べる。
ナザレでサーフするかどうかを確認する一つの方法が朝6時にオープンする『Cores E Sabores』をチェックすることだ。

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あとはSurflineをチェックしながら、ナザレがブレイクするその日を狙うわけです。
ただ波も全体を入れて撮影すると、波が巨大すぎて誰が乗ってるか全くわからないのが欠点というかビッグウエイブ撮影の難しいところなんでしょうね。