STAY AT HOME vol.5 Meo Rip Curl Pro Portugal 2017 Round4 Part

2020/27th/Apr

2017年ポルトガル、この時点でカノア・イガラシはよく年のクオリファイをWQSから決めていた。比較的ショートライドのビーチブレイク、エアーかバレル勝負ってのが、ここポルガルのスーパーチューボスの戦い方。どちらにせよマニューバーでは点が伸びないジョシュ・カーは、終始エアーに絞ってハイポイント狙ってましたね。ジョシュはバレル能力も高いが、このラウンドでは、ちょっとエアーに固執した感があった。それでも9.57をだしてるから間違いとはいえなかったけど、カノアの2本の得点をそろえるタクティクスに負けた感じでした。なんにしてもポルトガルのカノアは強い。2017年は3位、2018年は5位、2019年は3位、かなり驚異的な結果を残しているんですね。

TABRIGADE FILM新シリーズ『WATER HOLE』

2019/23rd/Apr

世界最高峰のライトハンドポイントブレイクと言われる南アフリカのJ-BAY。
そのJ-BAYに世界トップサーファーが集結したコロナ・J-BAY OPENでスタートするTABRIGADE FILMの新シリーズ『WATER HOLE』。
突然参戦を表明し、南アフリカに登場したケリー・スレーターに注目が集まる中、ジョエル・パーキンソンが引退を発表。ミスター・J-BAYと呼ばれるパーコの最後のJ-BAYとなる。
去年のJ-BAYで新世代のサーフィンで優勝したフィリッペ・トリード、過去2回の優勝経験をもつジョディ・スミス、そしてこの大会で最もそのサーフィンを評価されたカノア・イガラシにも注目だ。
すべてのライディングにスコアーが表示され、日本語字幕がついている丁寧なつくりも特徴の一つです。

ソロパートには怪我でWCTを長期離脱中にジョンジョン・フローレンスをピックアップ。
小波からビッグサイズ、すべてのコンディションでジョンジョンが魅せるスペシャル映像です。

ボーナスの一つ目は、2012年にカリフォルニアのハンティントンビーチで開催されたUS OPEN。
まだ10代のガブリエル・メディナのキレキレっぷりに驚くでしょう。

Kanoa Igarashi at Bells Beach

2016/4th/May

エアーをベースとするいわゆる現代サーフィンで2016WCTにクオリファイしたカノア・イガラシ。
日本人の父と母をもち、生まれも育ちもカリフォルニア、国籍は当然だがアメリカだ。
でも血は日本人。そんなカノアが世界のトップが集結するワールドチャンピオンシップツアーにクオリファイしたのは快挙と言えるだろう。

WCTの初戦は9位。
6~7ポイントをコンスタントに2本揃える安定感とプライオリティの使い方は高評価。
課題といえばハイポイントを出す事と言われたのが初戦のカノアの評価だった。
ルーキーとしてはかなりの好スタートだろう。

第2戦はパワーを必要とするレールサーフィン勝負のベルズビーチ。
55年間続く、最も歴史のあるイベントだ。
普段はほぼ日本人と会う事はないこのイベントだが、カノア効果か結構な数の日本人がきていたのは印象的でしたかね。
ベルズでの結果は13位、ラウンド3で優勝したマット・ウィルキンソンに大差でやられてしまう。
ベルズの波はフェイスが長く、そして硬い、だからパワーサーフィンを得意とするサーファーが勝つ確率が高く、パワーの差が大きく出てしまうポイント。
おそらくカノア・イガラシ本人も痛感したんじゃないだろうか。

来年を見据えてか、敗戦した日の夕方、ジャンクでパワフルなベルズで練習していたカノア・イガラシの映像です。