STAY AT HOME vol.9 大野修聖と海部へ

2020/27th/Jul

2012年、大野修聖くん『台風のうねり入るんで四国トリップしません?明日から』って電話をもらい急遽トリップ決行となったわけです。
マー君は羽田から飛行機で四国入り、Tabrigadeは仕事の関係でギリギリ最終便に間に合わず……根性見せて車で行くことに。東京から約13時間のドライブ、痺れましたね。Tabrigadeが待ち合わせの海部に到着したのは10時くらい、すでにセッションになってて大野修聖くんは2本のショートボードを折って、残るはちょっと長めな板とだいぶ短い板。なんて極端な…..ってことでの短い板セッション。マー君がハイパフォーマンス以外のサーフボードに乗ってるのを見たのは、この時が初めてだったんでね、新鮮っちゃ新鮮でした。

STAY AT HOME vol.8 シェーン・ベッシェンが片貝新堤に出没

2020/15th/Jun

2010年10月にプロモーションで来日したシェーン・ベッシェンの映像です。
この時は、ショップに立ち寄ったり、志田下のWQSにも参加したり、プロモ用の映像撮影をしたりとロストサーフボードとサイバーウエットスーツの合同プロモ的な感じ。この日は北東風が強くて片貝くらいしかできなかったんですよね。『シェーン・ベッシェンが片貝でサーフィンか〜』となんか不思議な感じがしたけど本人意外と楽しんでました。自分のボードには乗らずに大分体重差のある西井プロのボードでのセッション。WCT現役時にはハイパフォーマンスかロングボードにしか乗らなかったけど、結局なんでも乗れるんですね。

STAY AT HOME vol.7 Donavon Frankenreiter 20 Years ago.

2020/15th/May

昔の映像なので画質は悪いですが、2000年8月に撮影したドノバン・フランケンレイターの映像です。撮影場所はサンクレメンテ ピア。ダンパー気味なただのビーチブレイクですがノーリーシュでサーフィンを楽しむドノバン当時27歳。20年前なのでドノバンも現在は47歳ですか………。レトロなボードに乗るドノバンばかりがフューチャーされますが、バリバリのショートボード乗りだったんですよね。

STAY AT HOME vol.6 Meo Rip Curl Pro Portugal 2015 Final

2020/5th/May

WCTオーストラリアレッグをフューチャーしたWater Frameに続き新シリーズをスタートするために、ポルトガルで開催されているWCT後半戦を撮影しにいったのは2015年。アメリカ、オーストラリアなどで顔をあわせる世界中のメディアもあまりポルトガルには行っていない。英語もほぼ通じないので新鮮な感じでしたが、観客は熱いし波の種類も豊富なサーフィンの撮影をするには印象的で何度も来たいと思える国といえる。この年のポルトガルのWCTのファイナルはフィリッペ・トリードとイタロー・フェレイラ。結構ぶっちぎりで勝ち上がってきたエアーを得意とする2人の対戦。2015年の時点でイタローはほぼ無名だったが、サイズのあるパワフルなジャンクコンディションがメインだった今回のイタローは凄かった。この活躍がきっかけでビラボンへと移籍したのだから、どれほど衝撃的だったがわかるだろう。ちなみに現在ではフィジカルトレーニングを多く取り入れてバキバキな肉体のイタローもこの時はまだちょっとぽっちゃりしてたんですねー。現地で撮影してる分にはイタローが勝ったんじゃないかなーって思いましたが、よく見るとフィリッペで間違いなかった。

STAY AT HOME vol.5 Meo Rip Curl Pro Portugal 2017 Round4 Part

2020/27th/Apr

2017年ポルトガル、この時点でカノア・イガラシはよく年のクオリファイをWQSから決めていた。比較的ショートライドのビーチブレイク、エアーかバレル勝負ってのが、ここポルガルのスーパーチューボスの戦い方。どちらにせよマニューバーでは点が伸びないジョシュ・カーは、終始エアーに絞ってハイポイント狙ってましたね。ジョシュはバレル能力も高いが、このラウンドでは、ちょっとエアーに固執した感があった。それでも9.57をだしてるから間違いとはいえなかったけど、カノアの2本の得点をそろえるタクティクスに負けた感じでした。なんにしてもポルトガルのカノアは強い。2017年は3位、2018年は5位、2019年は3位、かなり驚異的な結果を残しているんですね。

STAY AT HOME vol.4 Quiksilver Pro Gold Coast 2013 Quarter Finals Part

2020/21st/Apr

2012年にワールドタイトルを獲ったジョエル・パーキンソン。自信満々のオーラが凄かったのを記憶している。『勝って当たり前』的な雰囲気をだしてましたね。実際このクオーターファイナルで終始ジュリアン優勢でも最後の最後で10ポイントを出しちゃうんですからね。ジュリアンは前年のゴールドコーストでもパーコに負けてるだけに超気合いが入ってて、サーフィンもよかったのにヤられてしまった。10ポイント出せる波がきちゃうところが世界王者が持つ運って感じなんですかね。ちなみにパーコがヒート前にエクセサイズ的なウォームアップをしているシーンが最初にちょっと出てくる。トライアスロンの有名選手を雇って前年からフィジカルトレーニングをしてて、これはそのプログラムの一つ。それまではトレーニングらしいトレーニングはしなくても上位にランクしてた天才肌のパーコでもワールドタイトルを獲るにはトレーニングが必要だってこと。それでも、やはり世界王者だけが持つ自信、運、オーラってのがこのクリップの見どころです。