Year: 2014

大野修聖 w/Sperm Whale

2014/11th/May

ちょっと訳ありで表にでてなかった映像で、大野修聖プロによるチャンネルアイランドのSperm Whaleモデルのインプレッション映像です。

Tabrigade Filmが大野修聖プロとトリップに行った四国と伊良湖の映像で制作してあります。
伊良湖では波が小さい時にツインやクアッドのセットアップで遊んで、四国では持ち込んだショートボード全てを折ってしまい残った板がこのSperm Whaleだけだったんです。
アクシデントでパワフルな四国の波で乗る事になっただけなんですけどね。
早い波はどうしようもないけど、映像のような波なら楽しんで乗れてました。
あとは本人の感想をチェックしてください。

大野修聖 Surf in Japan

2014/7th/May

2012年、久しぶりに日本のコンテストに参戦した大野修聖。
海外のコンテストで世界のトップサーファー達と戦っている大野修聖は、エアーだけなら彼よりも高いレベルと言われている若手日本プロサーファー達をどんな目でみたのか。
膝腰サイズのスモールコンディション映像です。

2014 WT Rip Curl Pro@Bells Beach

2014/24th/Apr

結果的にファイナルデーとなった23日の水曜日。
朝から雲一つない快晴のオフショア。
ここベルズも南アフリカのJーBayと同様に冷たいオフショアが吹くのは良い波になるサイン。
当然寒いわけです。

tylor wright

↑Tylor Wright

今日は7:00amから女子のセミファイナルがスタート。
こんな早い時間にスタートするイベントは初めてな気がしますね。
今日中に全て終わらせる気満々って感じ。

jordy
↑Jordy Smith

メンズはラウンド5からスタート。
ラウンド4の敗者復活ラウンドですね。
最高に盛り上がったのは、ジョディ・スミス vs ジュリアン・ウィルソン。
最後の波でジョディに必要だったのは9.97のほとんどパーフェクト10。
ジョディは終了間際につかんだ波で9.93をだしたが僅差で追いつけなかった。
それでも最後のファースト&セカンドマニューバーは誰にもまねできないモノだったし、あんなのを見たのは初めて。

クオーターファイナルもそのままベルズボールでスタート。
少しづつ波にパワーがなくてって来てる感じだった気がする。
タジとジュリアンはほぼ完璧な試合運びとハイスコアーでセミファイナルへ。
注目のケリーvsジョンジョンは6ポイント台のロースコアー争い。
ケリーがミスを連発してジョンジョンがヒートアップした。

kelly
↑Kelly Slater

クオーターファイナルの最終ヒート、ミックvsオーエンは波がほとんどこないトリッキーなヒート。
ここではミックが本当に危なかった。
最後の最後で小振りな波で必要だったポイントを上回る7ポイントで逆転。ジュリアンとのセミファイナルへ勝ち進んだ。
その後、波が全くこない事から、ウエイティングに入ると思いきや左隣のポイント『ウィンキーポップ』へと移動。
満潮でビーチにスペースがなくなつ事もあるけど、おそらくあまり予期してなかった移動だけに、一般人はビーチにもおりれない。
メディアも中間の崖の上にちょこっとスペースが解放されただけ。
そんなわけで約1時間後にセミファイナルがスモールサイズのウィンキーポップでスタート。
セットで胸くらいですかね。

julian
↑Julian Wilson

ヒート1のタジ・バローvsジョンジョン・フローレンスはタジが危なげなく勝ち進んだ。

ヒート2はミック・ファニングvsジュリアン・ウィルソン。
ジュリアンが8ポイントでスタートしてヒートをリードしていたが、ミックが9ポイント台とバックアップをそろえて逆転。
問題は最後から3番目の波。
ジュリアンがそこそこの波に乗ったりポイントのコールを待つ。
MCが『ジュリアンの最後の波は、6.33』とコールこの時点でジュリアンはコンビネーションって事になる。
残り時間を考えるとほぼ逆転は不可能って事で、ジュリアンは変な波に乗りエアー。
その直後、MCがMCが『ジュリアンの最後の波は、8.43』とコール。これなら逆転に必要なのは9.70。
一つ前のポイントコールは2本前の波で、コール間違いって事になる。
もちろん変な波に乗って諦めたジュリアンが悪いけど、メチャクチャジュリアンは怒ってた。
結果逆転は無理だったけど、なんかちょっと酷いかな。
ちょっと後味のわるいヒートでしたね。

taj

↑Taj Burrow

ファイナルはミック・ファニングvsタジ・バロー。
ヒート開始からタジはなんとか先攻しようといろんな波に手をだす。ちょっと焦ってる感じ。
結局ミックに先攻されて、終盤まで優位に進められてしまったけど、タジは終了8分前に9ポイントオーバーをスコアーして必要なスコアーは約7ポイント。
これはプライオリティを持ってるミックにも難しい状況になった。
どの波をいかせて、その波を行かせないのかとかね。
結局そのまま抑えてミックが優勝。ランキングも3位になった。

mick
↑Mick Fanning

今回初めて撮影する場所だったベルズのイベント。
本当に歴史があるんだなと思った。
最初のヒート前には、鐘の音で始まるACDCのHells Bellsという曲をフルで流す。
しかも、その間ヒートは始まってるのにMCはしやべらずポイントのコールすらない。
あまりにもこのイベントとマッチしたHells Bellsは誰もが本当に『ゾクっ』としますよ。

steve

サーフィンの歴史が深い街という事もあって、観客も家族や歳をとった人も多い。
なんていうか質の高い観客が多くいる。
自然も素晴らしいし、見た事もない空と雲の色のサンライズは急いでいる時でも立ち止まって見続けてしまうほど。
つらいけど素晴らしい撮影トリップでした。

この撮影期間中、滞在させてくれて毎晩すばらしい家庭料理を食べさせてくれたスティーブ&ミシェール、本当にありがとう。
Love you guys.

2014 WT Rip Curl Pro@Bells Beach

2014/22nd/Apr

イースターマンデーの4月21日もやはり朝一7時15分から女子かと思ったけど、十分なサイズって事でメンズのラウンド3がオン。
波はたまにインこんしスタントだったけど、全体平均的にはコンスタントといえるくらい波数はあった。
この1週間の中で天気は最高。朝のサンライズは本当にきれい。
IMG_2738

ラウンド3は会場正面のベルズボールでスタート。
ほとんど順当なメンバーが勝ち上がってるけど、ジョンジョンは本当に危なかった。
最後の最後でやっと良いライディングができて勝ち上がれた。

Kelly Slater
↑ケリー・スレーター

ケリーの7ポイント台2本を早々にそろえて、ボードをトライフィンからエポキシのクアッドにチェンジ。
試しのつもりだったらしいけど、ボードを変えた瞬間にグレン・ホールが8.50をマーク。
これで一気に逆転ありな状況になったけど、プライオリティをコントロールしてヒートアップ。
ボードを試してる時間はありませんでしたね。

Jordy Smith
↑ジョディ・スミス

ラウンド3でぶっちぎりのサーフで会場中をわかせたのはジョディ・スミス。
ぶっといラインのカーヴィングは圧巻。
このままベルズボールのサイズのある波が続けばジョディの優勝は間違いないと誰もが思ったんじゃないでしょうかね。

ラウンド3のヒート11、ジュリアンvsミギュエルのヒートは数時間のウエイティング後、右隣のリンコンへと移動。
このポイントになって状況は変わってくる。
マニューバーメインだったベルズボールと違い、リップとエアーを組み合わせる戦いになる。

John John Florence
↑ジョンジョン・フローレンス

そのままラウンド4へと突入して一番の注目ヒートはケリー、ガブリエル・メディナ、ジョンジョン・フローレンスのヒート2。
ここで今までとはまったく違うサーフをしたのはジョンジョン。
アウトサイドで高いフルローテーションのエアーを完璧に決め、インサイドでレイバックを追加したライディングで今シーズンのワールドツアー初の10ポイント。
インサイドのレイバックはおいておいて、アウトのエアーは凄かった。

ここまで好不調はあるけど、順当なサーファーが勝ち上がってます。
ベルズボールかリンコンか、やる場所で大分かわってくるけど、ベルズボールならジョディ、パーコ、ケリー、ミック。
リンコンならジョンジョン、タジ、ジュリアンって感じですかね。

予定では水曜日か木曜日に終わらせるそうです。

2014 WT Rip Curl Pro@Bells Beach

2014/20th/Apr

昨日と同様に7:15からファーストヒートがスタート。
朝のうちは曇ってたけど、午前中から晴れて昨日よりもかなり暖かい1日でした。
上着は脱げませんけどね。

IMG_2713

スゥエルの向きも変わって、昨日とは比べもにならないくらい良い波。
ちょっと波数は少ないけど、全体的にコンディションは良かった。
久しぶりにこんな良い波見ましたね。

今日はメンズのラウンド2の残りと女子のラウンド2&3。
女子は結構混戦。調子いいサーファーが多いからステファニーやカリッサ、タイラーだけじゃない感じ。

kolohe
↑コロへ・アンディーノ

個人的に応援してて、調子も良かったコロへはラウンド2で敗退。
なんか波のセレクトもそうだけど、なんか波まわりが悪かった。。。。
もう少し勝ち上がってもいいような波乗りなんだけど、なかなか勝ち上がれませんねコロへは。

John John Florence
↑ジョンジョン・フローレンス

ここまで全然波とあってないジョンジョンもギリギリ勝ち上がった。
ラウンド2で良かったのは最後の1本だけ。
やっとリズムに乗ったライディングだったけど、このままだと先に進むのは難しいかも。
ちなみに、ジョンジョンがベルズで使ってる板はウエスタンでも使用していたボードで、ホームのハワイでも乗ってるボードだそうです。

明日も早朝スタートっぽい。
朝がロータイドだから潮回りがいいんですよね。
なんでほぼ間違いなく7:15スタートでしょ。

2014 WT Rip Curl Pro@Bells Beach

2014/19th/Apr

3日間のウエイティングで、今日からスタートしたリップカール・プロのメンズRound1。
朝はロータイドの4フィートくらいでサイズ十分なクリーンコンディション。あげたら駄目だなって感じ。
午後からオンショアに変わる予報で、どうやらベルズはロータイドの方が良い波なのはわかるけど7:15スタートは早すぎませんかね。
映像的には今日は曇り、しかも暗い!!

Mick Fanning

メインポイントのベルズボールから乗る波は今日のサイズだとロングライドになる。
ラウンド1はジェットスキーのアシストもないから、あんまりミスは許されない感じ。ゲットに時間がかかりますから。

なんていうか脚力が生きてくる波なんですね、ここは。
今日みててフィットしてるなって思ったのはミック・ファニング、ケリー・スレーター、ミシェール・ボレーズ、ジョディ・スミス、ジュリアン・ウィルソンなど。
早い板の返しが武器のトラビス・ロギーとかアダム・メリングはまったくあってない感じ。
サイズが押さえられてリンコンになればまた変わってくるんでしょうけどね。

ヒート11ではジュリアンがヒートのスタートをホールド中に波にのったから、自動的にプライオリティが3番目になるレアなケースが見れた。
多分本人もしらなかったんじゃないかな。
Kelly Slater
ケリーのヒート直後、ヒート7からオンショアと潮があげてきた影響でコンディションは少しづつ悪化してきた。
それでもラウンド1はまだまし。
ラウンド2の最初2ヒートだけやったけど酷いもんだった。そのころには潮もパンパンにあげてて、ビーチに居場所がほとんどないくらい。

ってことで、本日はここまで。
どうやらこのスゥエルの向きは良くないらしい。
明日は少しサイズはおちるけど、向きが今日よりもいいってローカル予報です。
ただ来週水曜日からうねりの向きがよくなって、しかもオフショアが続くらしいからね。どうでしょう。
ギャランティじゃないから、コンテストはその前に終わらせるのかな。

明日もほぼ間違いなくオンでしょう。
6:45コールで、多分7:15スタート。