今回のトリップはQuiksilver Japanのプロモーションツアー。
2週間と国内の撮影トリップとしては長期間。
笹子夏樹、塚本裕太と湘南で合流し、四国へ12時間ドライブの長旅からスタートした。
最初の立ち寄り先は生見ビーチ。
WSLとJPSAが初めて共同で開催するビラボン・プロに参戦するのが目的だ。
Quiksilverのライダーでこのコンテストにクレジットしたのは大野修聖、渡辺寛、小林直海、笹子夏輝、塚本勇太、高橋健人、西修司。
今回のビラボン・プロは普段JPSAには参戦せずに世界の大会をメインにフォローしている新井洋人、大原洋人も参戦し、事実上本当の日本人で一番うまいサーファーが決定する。
最終日に多少サイズアップしたものの、初日から最終日までパワーのない膝腰波だった今大会、注目サーファー、大野修聖、新井洋人、大原洋人、村上舜、中村拓久未、大橋海人、田中英義、そしてレイトエントリーでラウンド1から出場の辻裕次郎などは最終日まで順当に勝ち上がった。
いくつかのドラマチックなヒートがあった中、印象に残ったのは大橋海人。
ヒートをトップでリードしつつもインターフェアーでトップスコアーが半分になってしまう。
が、苦手なバックサイドで豪快にフィンアウトリバーズを決め8.50をスコアー。
この日一番会場を驚かせた。
動画の一番最後のライディングがそれです。
結果はJPSA初戦優勝の中村拓久未がファイナルまで勝ち上がり、2014年JPSAチャンプで地元の辻裕次郎とマッチアップ。
残念ながら、この時すでにクイックシルバーチームと九州へと向かっていたので、途中のコンビニからみんなでライブ中継をみていた。
この大会の冠スポンサーのメインライダー中村拓久未、地元でチャンプの辻裕次郎『どっちが勝つと思う?』などど大野修聖を中心にライダー達と話しながら見るライブはなかなか面白い。
勝って欲しいのは誰だけど、勝つのはこっちの気がする。
少ない技数で点数を出しているのはこっち。
一発をもっているのはこっち。
こっちが勝ったら熱い!!
などなど、コンビニにスタックすること20分。
結局は地元の辻裕次郎が優勝!!
撮影していて気になったのは塚本勇太と村上舜。
”サイズのある波でのサーフィンも見てみたい”と思う二人は瞬発力が一つ抜け出てる印象だった。
目的地の宮崎へはフェリーで大分まで渡り、2時間のドライブ。
お世話になるDear Surfには夜中の1時に到着。
翌日からの撮影&プロモーションに備えた。
九州に上陸したのは大野修聖、渡辺寛、笹子夏輝、塚本勇太、高橋健人。
翌朝、予報通り波は腰〜胸サイズ。
しかも雨が降ったり止んだりということで撮影は難航したものの、晴れたときにドローン撮影、雨が降れば水中、長期間トリップにはこんな時もあります。
ムラサキスポーツに立ち寄ったり、Dear Surfのお客さん達と交流を深めたり、夜の街に繰り出したり、あっというまの3日間のプロモーションツアーだった。
このプロモーションツアーの映像は現在製作中で、近日中にクイックシルバージャパンのサイトにアップ予定です。
https://www.quiksilver.co.jp/