2015 J-Bay Openのファイナルでミック・ファニングがシャークアタックに遭遇。
ファイナルの相手はジュリアン・ウィルソンだった。
最初の波にジュリアンが乗り、ゲットしている最終にアウトにいたミックが鮫に襲われてるシーンを目の当たりにしたジュリアン。
彼がとった行動はミックを助けに行く事だった。
Year: 2015
Shark Attacks on J-Bay Open 2015
2015 J-Bay Openのファイナルでミック・ファニングがシャークアタックに遭遇。
そのシャークアタックから無傷で無事生還したミック・ファニング。
これはオフィシャルインタビュー前の映像で、まだアドレナリンが前回の時。
この後エース(エイドリアン・バッカン)、パーコ達と会って一緒に映像を見ると感情と恐怖が湧き上がったそうです。
QSJトリップ2015@四国 to 九州
今回のトリップはQuiksilver Japanのプロモーションツアー。
2週間と国内の撮影トリップとしては長期間。
笹子夏樹、塚本裕太と湘南で合流し、四国へ12時間ドライブの長旅からスタートした。
最初の立ち寄り先は生見ビーチ。
WSLとJPSAが初めて共同で開催するビラボン・プロに参戦するのが目的だ。
Quiksilverのライダーでこのコンテストにクレジットしたのは大野修聖、渡辺寛、小林直海、笹子夏輝、塚本勇太、高橋健人、西修司。
今回のビラボン・プロは普段JPSAには参戦せずに世界の大会をメインにフォローしている新井洋人、大原洋人も参戦し、事実上本当の日本人で一番うまいサーファーが決定する。
最終日に多少サイズアップしたものの、初日から最終日までパワーのない膝腰波だった今大会、注目サーファー、大野修聖、新井洋人、大原洋人、村上舜、中村拓久未、大橋海人、田中英義、そしてレイトエントリーでラウンド1から出場の辻裕次郎などは最終日まで順当に勝ち上がった。
いくつかのドラマチックなヒートがあった中、印象に残ったのは大橋海人。
ヒートをトップでリードしつつもインターフェアーでトップスコアーが半分になってしまう。
が、苦手なバックサイドで豪快にフィンアウトリバーズを決め8.50をスコアー。
この日一番会場を驚かせた。
動画の一番最後のライディングがそれです。
結果はJPSA初戦優勝の中村拓久未がファイナルまで勝ち上がり、2014年JPSAチャンプで地元の辻裕次郎とマッチアップ。
残念ながら、この時すでにクイックシルバーチームと九州へと向かっていたので、途中のコンビニからみんなでライブ中継をみていた。
この大会の冠スポンサーのメインライダー中村拓久未、地元でチャンプの辻裕次郎『どっちが勝つと思う?』などど大野修聖を中心にライダー達と話しながら見るライブはなかなか面白い。
勝って欲しいのは誰だけど、勝つのはこっちの気がする。
少ない技数で点数を出しているのはこっち。
一発をもっているのはこっち。
こっちが勝ったら熱い!!
などなど、コンビニにスタックすること20分。
結局は地元の辻裕次郎が優勝!!
撮影していて気になったのは塚本勇太と村上舜。
”サイズのある波でのサーフィンも見てみたい”と思う二人は瞬発力が一つ抜け出てる印象だった。
目的地の宮崎へはフェリーで大分まで渡り、2時間のドライブ。
お世話になるDear Surfには夜中の1時に到着。
翌日からの撮影&プロモーションに備えた。
九州に上陸したのは大野修聖、渡辺寛、笹子夏輝、塚本勇太、高橋健人。
翌朝、予報通り波は腰〜胸サイズ。
しかも雨が降ったり止んだりということで撮影は難航したものの、晴れたときにドローン撮影、雨が降れば水中、長期間トリップにはこんな時もあります。
ムラサキスポーツに立ち寄ったり、Dear Surfのお客さん達と交流を深めたり、夜の街に繰り出したり、あっというまの3日間のプロモーションツアーだった。
このプロモーションツアーの映像は現在製作中で、近日中にクイックシルバージャパンのサイトにアップ予定です。
https://www.quiksilver.co.jp/
2015 Quiksilver Pro @ Gold Coast
今年もワールドツアーのシーズンがスタートした。
今年からASPがWSLへと名称変更となる。
昨年は史上初ブラジリアンのワールドチャンピオンが誕生。
ガブリエル・メディナが史上最年少でワールドタイトルを獲得する歴史的なシーズンだった。
果たして彼の勢いは今年も続くのか?
例年とはちょっと違うスタイルの記者会見は今年オープンしたクイックシルバーのフラッグショップで行われた。
カフェバーも併設し、歴史あるサーフボードのディスプレーがもの凄いショップだ。
ちなみにこのサーフボードディスプレーは大型タッチパネルモニターでここのサーフボードの詳細が観れる、クーランガッタに訪れたなら一見の価値はあるだろう。
今回の記者会見はクイックシルバーを離れメインスポンサーなしのケリー・スレーター、ミック・ファニング、デーン・レイノルズ、去年ワールドチャンプに返り咲いたステファニー・ギルモア、カリッサ・ムーア、タイラー・ライトの写真撮影からスタート。
これまでなら横並びで合同記者会見がスタートするが、各メディア個々バラバラにインタビューする効率は悪く時間もかかるスタイル。
2014年ワールドチャンプのガブリエル・メディナは20分ほど遅れて会場に姿をみせ、主にブラジルのメディアに囲まれていた。
この会見インタビューで一番印象に残っているのはケリー・スレーターが語った『連続でワールドタイトルを獲る事は難しい』という事。
あきらかにガブリエル・メディナに向けて語った事だろう。
今年のニューフェイスは5人。
リカルド・クリスティ、ウィゴリー・ダンタス、マット・バンティング、イタロー・フェレイラ、キアヌ・アシン。
そして返り咲き組でダスティ・ペインとジャドソン・アンドレの2人。
特に花のないメンツとおもいきや、ウィゴリー・ダンタスはパーコ、マット・バンティングはミック、イタロー・フェレイラはケリーを破る大波乱を演じて見せた。
これは波数すくなく、パワーもサイズもなかった事が要因の一つだけど、条件は一緒なので何の言い訳にもならない。
特にウィゴリーのバックハンドのオフザリップは高得点を容易にだせるものだった。
ラウンド1以降、波がなくウエイティングが続いていたところにワールドツアー初の大会期間延長がアナウンスされた。
スゥエルが入る予報から決まった事だが、結果サイズが上がることはなくスモールコンディションが続いたわけだ。
そしてクオーターファイナル8人中4人がフラジリアン、ブラジリアンストームという言葉がMCも会場も使うようになった。
実際に会場で見ていて最も鳥肌がだったのはセミファイナルのジュリアン・ウィルソンのラストライド。
終了間際で必要なスコアーは6.11、最後にエアーリバースを決めて劇的な終了間際の逆転で会場は大騒ぎだった。
しかし、大会期間中を通してスモールサイズだった2015年クイックシルバー・プロ。
スモールコンディション最強の前評判通りフィリッペ・トリドが優勝。
ほとんどすべてのヒートでトータル18ポイント以上のハイスコアーの連続。
圧勝優勝でワールドツアー初優勝を手にした。