ギャレット・マクナマラによって開拓されたビッグウエイブスポット『ナザレ』。
灯台の前でブレイクする独特なロケーションはここ数年ですっかり有名となった。
この灯台には€2で入れちゃう観光スポット。しかも中ではこのナザレ海峡の地形やギャレットによるナザレの波の説明ムービーが流れている。
この街に行った人はちょっと立ち寄ってみるのも面白いでしょう。
ちなみにWCTの会場があるペニーシェの街からは車で1時間くらいです。
この映像を撮影したのは2016年10月24日の朝7時半〜10時。
27秒で乗っているサーファーはWCTコメンテーターのピーター・メル、この日最初に波に乗ったのも彼。
結局ビッグウエイブコンテストはオンにならなかったが、レイデイと思われたWCT Rip Curl Proが急遽オンになったって事で、急いでペニーシェへと戻ったわけです。
ピーター・メルもほぼ同時に到着してすぐにLiveで喋ってたから、彼にとってはかなりハードな1日となる。
地球の歩き方にも載るくらい、もともと観光地でもあるナザレの街は、丘の上のシティオ地区、丘の下のプライア地区と2つのエリアに分かれる。
プライア地区では投網を補修してたり、干物を売ったり、夏場にはヨーロッパ中からバケーションに訪れる美しいビーチをメインとした街。
崖の上に位置するシティオ地区、巨大な波が見れるのはこのエリアから。
めったにブレイクしないが、一度ナザレに波が押し寄せれば多くの人で埋め尽くされる。
ジェットスキーの準備など、ビッグウエイブサーフィンの準備には時間がかかる。
前日からの準備はもちろん、当日も早朝から動き始めるナザレの波に挑戦するサーファー達はシティオ地区にある『Cores E Sabores』というカフェで朝食を食べる。
ナザレでサーフするかどうかを確認する一つの方法が朝6時にオープンする『Cores E Sabores』をチェックすることだ。
あとはSurflineをチェックしながら、ナザレがブレイクするその日を狙うわけです。
ただ波も全体を入れて撮影すると、波が巨大すぎて誰が乗ってるか全くわからないのが欠点というかビッグウエイブ撮影の難しいところなんでしょうね。