ラインキングトップを独走するガブリエル・メディナがラウンド3で敗退し、ケリーも直後にラウンド3で敗退。
またしてもチャンスを生かせなかったケリー・スレーターは、この時点でワールドタイトルはほぼ無くなったと言える。
『今年のタイトル争いはこれまでで一番フラストレーションがたまるものだよ。トラッセルズ、フランス、そしてここポルトガルと目の前に転がって来たボールをエラーしてしまっている。自分からチャンスを無い物としてしまっているんだ』
と敗退後も淡々とインタビューに答えていたかのように見えたケリーだったが、選手控え室ではボードを殴り悔しさを表に出していた。
それを見ていたミック・ファニングは
『ワールドタイトルにそれほど興味がなさそうなケリーだけど、本当は心の底からタイトルがもう一度欲しいんじゃないかな』
と言っている。
そのミック・ファニングは優勝し、WCT最終戦にワールドタイトルへの望みが濃いものとした。
来年のクオリファイであがいているサーファー達が活躍し、ミック、ジョンジョン、ジョディ、そしてこの大会のディフェンディングチャンプのカイ・オットンがセミファイナル進出した2014WCTリップカール・プロ@ポルトガルのハイライト動画です。
優勝 ミック・ファニング
2位 ジョディ・スミス
3位 ジョンジョン・フローレンス
カイ・オットン
インタビューも含んだ日本語字幕付きのデイリーハイライトはF+オフィシャルサイトでご覧になれます。