Month: 11月 2014

ASP2014WCT@Portugal

2014/19th/Nov

ラインキングトップを独走するガブリエル・メディナがラウンド3で敗退し、ケリーも直後にラウンド3で敗退。
またしてもチャンスを生かせなかったケリー・スレーターは、この時点でワールドタイトルはほぼ無くなったと言える。

『今年のタイトル争いはこれまでで一番フラストレーションがたまるものだよ。トラッセルズ、フランス、そしてここポルトガルと目の前に転がって来たボールをエラーしてしまっている。自分からチャンスを無い物としてしまっているんだ』

と敗退後も淡々とインタビューに答えていたかのように見えたケリーだったが、選手控え室ではボードを殴り悔しさを表に出していた。
それを見ていたミック・ファニングは
『ワールドタイトルにそれほど興味がなさそうなケリーだけど、本当は心の底からタイトルがもう一度欲しいんじゃないかな』
と言っている。
そのミック・ファニングは優勝し、WCT最終戦にワールドタイトルへの望みが濃いものとした。

来年のクオリファイであがいているサーファー達が活躍し、ミック、ジョンジョン、ジョディ、そしてこの大会のディフェンディングチャンプのカイ・オットンがセミファイナル進出した2014WCTリップカール・プロ@ポルトガルのハイライト動画です。

優勝 ミック・ファニング
2位 ジョディ・スミス
3位 ジョンジョン・フローレンス
   カイ・オットン

インタビューも含んだ日本語字幕付きのデイリーハイライトはF+オフィシャルサイトでご覧になれます。

ASP2014WCT@France

2014/12th/Nov

ジョンジョン・フローレンスがついに優勝したWCTクイックシルバー・プロ@フランス。
世界一と言われるビーチブレイクで腰サイズ〜ダブルオーバヘッドのコンディションで開催された。
ワールドタイトル争いのポイントとなるWCT後半戦、ガブリエル・メディナが独走状態だったがクオーターファイナルで敗退。
チャンスかと思われたケリー・スレーターも同ラウンドで敗退してしまう。

トラッセルズでファイナルを戦ったジョディ・スミスとジョンジョン、それにバレル能力には定評のあるジョシュ・カーと大番狂わせでジャドソン・アンドレがセミファイナルへと勝ち進む。
しかしなんと言ってもジョンジョン・フローレンスのずば抜けたサーフィンだけが印象に残ったクイックシルバー・プロ@フランスです。

優勝 ジョンジョン・フローレンス
2位 ジャドソン・アンドレ
3位 ジョシュ・カー
   ジョディ・スミス

インタビューも含んだ日本語字幕付きのデイリーハイライトはF+オフィシャルサイトでご覧になれます。

Filming@Japan

2014/7th/Nov

海水温も下がりはじめ、2014年最後の台風かもしれない台風20号。
そのうねりをキャッチするため、3 Dimension SurfboardsのPV撮影で湘南の某ポイントへと向かったのは6日の早朝。
ローカルの話しでは昼過ぎから良くなるとの事だったが、うねりは東よりになり、セットはダブルサイズでほぼクローズアウトの状態。

初めて撮影するポイントだったが、こんなに底ぼれするバレルだとは思わなかった。
IMG_2465
IMG_2481

ほぼバレルコンディションで、中にはかなりいい波もある。
誰もサーファーはまだ0。そんな中、茨城出身の岩田隆二が一人ゲットしていきトップの映像のようなバレルをメイク。
何十本もバレルに潰されて、メイクした気合いの1本でしたね。
撮影側からすれば、この1本があれば全て許される!

レフトもライトも当たりに乗ればこんな波もありました。
IMG_2468

これが今年最後の台風となるのか?
この日の映像は3 Dimension SurfboardsのPVに使用予定です。

IMG_2469
2
4
3
テルさん、ココさん、ありがとうございました。

ASP2014WCT@Lower Trestles

2014/5th/Nov

WCTイベント中、最も現実的で面白味があるイベントと言われているトラッセルズの波。
カーヴィングとエアーのコンビネーションが優勝とキーとなる。
WCTサーファーには力のないソフトな波と言われているが、その分無茶ができメイク率も高いので難易度の高いアクションにトライするんです。

このカリフォルニアのサンクレメンテにあるカリフォルニアの超人気スポットであるローワートラッセルズ。
もちろん普段は激混みポイント。
なのでこの大会は世界トップサーファーも2人〜4人でサーフできる事もあって楽しみにしているイベントの一つだ。

今回のHurley Proでの見所は、今年常に驚異的なサーフィンを見せているにもかかわらず優勝できなかったジョディ・スミスの勝利、そしてカーヴィングが弱く安定感の無かったジョンジョン・フローレンスが覚醒した事でしょう。
特に今までとは比べ物にならないカーヴィングを身につけたジョンジョン!『彼が一番のサーフィンだった』と言っていたメディアも多数いました。
ライトの波はもちろん世界有数と言われているローワーズ(Lower Trestles)、レフトもいいので、映像としてかなり楽しめます。

優勝 ジョディ・スミス
2位 ジョンジョン・フローレンス
3位 ケリー・スレーター
   エイドリアン・バッカン

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